「どこに住もうかな?」
牧場経営を夢見る主人公は、足取りも軽く、この地域へとやってきました。
動物がたくさん住んでいる自然豊かなその山の左右のふもとには2つの村があり、
ひとつはどうぶつがたくさんいる村、もうひとつはいろんな作物がたくさん育っている村があるところでした。
「どっちの村がいいかな?」
そう考えて歩いていると、山頂の道の真ん中で2人の住人が大きな声でケンカをしています。
1人は長いコートと帽子をかぶった老紳士。
もう1人は赤い布地に細かいししゅうのある服を着た女性で、どちらも異なる土地の住人のようです。
主人公はケンカの間に割って入って2人をとめようとします。
そして、とりあえず自分たちがここへ来たいきさつを伝え、いい土地がないか聞くと、
2人の村長は「自分の村に来い!」とお互いの村へ主人公を連れていきます。
村を案内されるその間もケンカしっぱなしの2人でしたが、村の住人達は「いつもの事」と見てみぬふり。
「大昔は村同士仲がよかったのにな・・・。」
どうやら何か訳ありの様子。
主人公は自分に出来る事を探しながら、いつかはそんな村同士の関係を昔のような仲のいい関係にもどすことを夢みるのでした。
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